2024.05.14
ぶどうの芽がついに出てきました。
芽に関する慣用句には、以下の三つのが挙げられます。
「芽が出る」
1 草木の芽が萌え出る
2 幸運が巡ってきて、成功の糸口が開ける
「芽を出す」
1 草木が芽をふく
2 物事が成長・発展するきざしを見せる
「芽を摘む」
成長・発展の可能性のあるものを取り除く
圃場のぶどうの芽には強い生きる力を感じます。
芽が出るまでには、雨風や暑さ寒さ、病気、害虫等多くの苦難を越える必要があります。
さらにこれから良い実がなるかどうかは、土壌や天候、手のかけ方次第です。
人を育てる時も同様なことが言えると思います。
水を与えすぎると根腐れします。
日光を浴び過ぎると干からび、枯れてしまいます。
温室だと、台風や雹(ひょう)といった自然災害の脅威を知らずに育ちます。
一番大切なのは、「土」だと考えます。それは、人間でいうところの環境や指導者を指すと考えます。
良い土壌を培うのは、長い年月がかかります。どこかの良い土を持ってくればすむということではありません。その場所に適した最適な土壌を作ることが極めて肝要です。
そして、何よりも「種をまく」ことが大切です。
「蒔かぬ種は生えぬ」
準備や努力を何もせずに良い結果は得られはずがない
「花よりも、花を咲かせる土になれ」 山下智茂
一粒でも多くの種を蒔いていきたいと切に願います
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晟州塾
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