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ぶどうの芽がついに出てきました。


芽に関する慣用句には、以下の三つのが挙げられます。


「芽が出る」

 1 草木の芽が萌え出る

 2 幸運が巡ってきて、成功の糸口が開ける


「芽を出す」

 1 草木が芽をふく

 2 物事が成長・発展するきざしを見せる


「芽を摘む」

 成長・発展の可能性のあるものを取り除く


圃場のぶどうの芽には強い生きる力を感じます。

芽が出るまでには、雨風や暑さ寒さ、病気、害虫等多くの苦難を越える必要があります。


さらにこれから良い実がなるかどうかは、土壌や天候、手のかけ方次第です。


人を育てる時も同様なことが言えると思います。

水を与えすぎると根腐れします。

日光を浴び過ぎると干からび、枯れてしまいます。

温室だと、台風や雹(ひょう)といった自然災害の脅威を知らずに育ちます。


一番大切なのは、「土」だと考えます。それは、人間でいうところの環境や指導者を指すと考えます。


良い土壌を培うのは、長い年月がかかります。どこかの良い土を持ってくればすむということではありません。その場所に適した最適な土壌を作ることが極めて肝要です。


そして、何よりも「種をまく」ことが大切です。


「蒔かぬ種は生えぬ」

 準備や努力を何もせずに良い結果は得られはずがない


「花よりも、花を咲かせる土になれ」 山下智茂



一粒でも多くの種を蒔いていきたいと切に願います

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晟州塾

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